勇者神想
マグナセイバー
Mission ZERO 『予告編』







遙か昔、宇宙の星々は高度な文明を有し、惑星間の交易などによって繁栄を極めていた。人々が平穏な日々を暮らし、まさしく平和そのものの時代である。

しかし、発展する文明の裏側では、必ず何かしらの『悪意』が蠢いていたこともまた事実だった。

そしてそんな折、宇宙を破壊と戦慄の闇に染める為に生まれた悪魔が襲う。

悪魔はその強大な力を振るい、次々と惑星を食いつぶしていく。もたらされる恐怖と混乱の中、人々の持つ『力』は余りに無力であり、存在する文明はことごとくが滅びていった。

しかしそんな暗黒の時代に、光をさす存在が現れる。

その名は、『神聖霊』。

広大な宇宙に散らばる無数の星々に生きる全ての生命の、『生きる事への希望』が生み出した者達である。

自然界の元素を司る彼らと悪魔との戦いは熾烈を極めた。そしてその末に悪魔を宇宙の辺境に存在していた、生まれて間もなくようやくカタチになり始めたとある小さな『惑星』に封じ込める事に成功する。

そしてその封印の『礎』となる七つの『聖石』を置き、そしていずこかへと姿を消した。







そして時代(とき)は移り変わり…………





人々が『生きること』の意味さえも忘れかけている現代、『ソレ』は突然訪れた。



『日常』が『非日常』へと変わり



運命の歯車が回り始める



少年少女たちはそれぞれの思いを胸に抱き



眠りから覚めた7人の『勇者』たちと共に



闇より襲い来るモノたちとの戦いへと身を投じる



闘い続けるその先で彼らは何を見つけるのか────









『我が声を聞く者よ、我と共に戦え!』